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ボクらの天体観測

ボクらの天体観測

幼馴染から急に電話がかかってきたのは、夏休みらしくない静かな夜だった。星を見にいきたいというのだ。彼女は陸上部で、僕は天文学部。夜空に輝く星々が、近くに見えてもとてつもなく遠く離れているように、●●●の頃から一緒にいるのに、まるで別世界の住人だった。しかも彼女はこの夏、雑誌のグラビアでグランプリに輝いていた。

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